KODAI KITA

“Rooftop drawings −bird’s-eye view of Mt. Popocatépetl (Mexico City)”　写真 / サイズ可変 / 2017

ポポカテペトル山（メキシコ）の鳥瞰図をチョークで描いたドローイング（メキシコシティの屋上）

メキシコ中部に位置するポポカテペトル山（標高 5,426m）の鳥瞰図をメキシコシティのギャラリーの屋上にチョークで描いたドローイング。メキシコの象徴的存在であるこの山は、姿形が似ていることから日系人・日本人より「メキシコ富士」と呼ばれている。 遠い日本の山と類似する土地に関する神話や物語、そして文化や宗教、人種が混在するに至ったラテンアメリカの歴史などを踏まえて、 改めて「今どこに立っているのか」を再考するために、集合的記憶として屹立する山の地図的イメージをメキシコシティの都市のなかに浮かび上がらせた。