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フィールドワーク《水の記憶》ドキュメント

フィールドワーク《水の記憶》 ドキュメント video / 15:57min  制作:来田広大、土田翔

「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2022|山のかたち、いのちの形」

〈屋根のない美術館〉プログラム

1. “西吾妻山” 

2. “月山” 

3. “山形五堰”(地図提供・協力:佐藤善紀氏「山形市街図」昭和八年印刷 著作者:山形市役所)

4. “最上峡”(協力:最上峡芭蕉ライン観光株式会社)

山形県内を横断する最上川やその支流を表現した作品のためのリサーチ記録映像。

西吾妻山や月山にて最上川の源流の音を採集したフィールドレコーディングや、山形市内に流れる「山形五堰」の笹舟、最上峡舟下りの舟唄など、山形各地でのフィールドワークを通じて《水の記憶》を浮かび上がらせる。

川はどこから流れてどこへ向かうのか。山深く自然豊かな山形という土地で人はどのように水と関わりながら生活をしてきたのだろうか。

当時、貴重な口紅の原料であった紅花を舟に積み込み、川の流れに沿って都のある京都まで紅を運んでいた歴史からも見られるように、水や川の流れはここではない何処かへとつながるツールとして現在も記憶に刻まれている。