遊子 -drawing field
日本(東京→淡路島)→メキシコと旅をしながら、滞在した場所にチョークで痕跡を残していく。
地面に無数の○と、それらをつなぐ線を引く、単純で肉体労働的なこのドローイングは、その場の人たちを巻き込み自然発生的に広がっていくことを目的とする。
人や対峙した場所との関係性の中で旅のドローイングは形成され、その落書きのような痕跡は、道でケンケンパをして遊んだ幼年期の「人の記憶」と、土地の歴史性をも孕んだ「場所の記憶」とに同時に触れようとする。
儚く消え去る記憶を辿り、点と点をつなぐように人と場所との関係性を探る旅は続く。
photo by: Toyoura Masaaki
淡路photo by: Kita Kodai
淡路photo by: Kita Kodai
淡路photo by: Kita Kodai
淡路photo by: Kita Kodai
東京photo by: Kita Kodai
東京photo by: Kita Kodai
メキシコphoto by: Kita Kodai
メキシコphoto by: Kita Kodai