KODAI KITA

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On the rooftop somewhere

“On the rooftop somewhere” / 5:54m / 2014

京都と福島、離れた距離を行き来しながら、見晴らしのいい建物の屋上の床面にチョークでドローイングを行う。
周りの風景にとけ込み、刻々と変化する雲や陽の光に合わせるかのように儚く消える画材で絵を描くこの行為は、その痕跡から浮かび上がる「場所の記憶」に触れ、点と点、場所と場所とをつなぐように想いを巡らせる。
描いたモチーフは、太宰治著『富嶽百景』の「富士には月見草がよく似合ふ」から引用した「月見草」。
月夜に照らされひっそりと咲く月見草のように、あまり人目につかない屋上で、“こことそこ”との見えない距離を想像させることを静かに示唆している。

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photo by: kita kodai

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